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プノンペン:トゥクトゥク1日観光ツアー

今日の予定は、昨日の夜、トゥクトゥクのおじさん(サマリーさん)と、
交渉し、1人4$で連れて行ってもらうことになった、プノンペンツアー!!

朝8時に集合し、
まずはトゥール・スレン博物館へ向かいます。
■トゥール・スレン博物館(入場料2$)--------------------
博物館とはいうものの、元はカンボジア人の拘置所で、虐殺博物館とも呼ばれている。
クメール・ルージュ独裁時代に使用されていました。
はじめは高校だったらしいのですが、それを改造し、拘置所として使用されました。

中で行われたのは拷問が主で、元クラスルームだった場所に、たった一つのベッドが置かれ、
床には血のにじんだ場所が、変わらず黒ずんで残っていたりします。
各部屋の空気は重く、その場にいるだけでずっしりと重かったです。

別の部屋には、実際にその場にいた人たちの顔写真だったり、拷問風景の絵、拷問器具が並び、
当時のひどい情景を思い浮かばせます。
--------------------------------------------------------

少し時間を空け、お昼ご飯を食べにセントラルマーケットへ。

昨日は「全然活気がない」と思っていたマーケットでしたが、
今日は全然違う!なんだかすごい盛り上がっているし、
お店もとても多い!!
やっぱり昨日は遅すぎたんだな…。

とりあえず雑貨のお店に向かい、
僕は、
・偽物のRAY-BANのサングラス(8$下げての2$)
・民族模様のヘッドバンド(2$下げての1$)
で購入しました。
実際値引きが基本で、かなり高めから来るので、
だいぶ低く押しても大丈夫です。

それからご飯。
・ゴイクン?(1500R)
生春巻。野菜ががっつり入っていて、サーモン?と、
春雨のようなものをライスペーパーで包んであります。
たれが結構おいしい。

・たこ焼き風の粉もの(10個 1$1000R)。
みんなでシェアして食べました。
外がカリッとしていて、中はトロッとしてます。
タレにつけて食べるんですが、このタレが結構甘くておいしい。


次に向かったのはキリングフィールド

■キリングフィールド(5$)--------------------
キリングフィールド【処刑場】です。
前記した、トゥール・スレン拘置所から、ここにたくさんの罪のない人が運ばれ、
毎日のように処刑が行われました。
処刑された人たちは、本当になんの理由もなく殺されていく人ばかりだったようです。
それもむごい殺され方で。
現在のキリングフィールドは、昔の建物などは残っておらず、ぱっと見では綺麗な公園のようです。
ですが、近づくと、死体が埋められた無数の穴や、池があり、所々でその痕跡が見られます。
キリングフィールドでは、入場時に音声レコーダー(日本語)が渡され、かなり詳しく、
生々しい説明を聞きながら場内を歩くことができます。

一番心に傷を残したのは、キリングツリーと呼ばれる木。
ぱっと見れば他の木と違うのがすぐにわかります。
追悼のミサンガが大量にかけられているからです。
キリングフィールドで殺されたのは、男性だけではなく、女性も、生まれたばかりの赤ん坊も殺されました。
赤ん坊は、母親の目の前で、この木に叩きつけられ殺されたそうです。

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言葉でどうこう言えるものではありません。
もう終わってしまったことですし、自分たちとは遠い場所の、
特に関係のない人々の話です。
ですが、人間が起こした事実にこれだけ恐ろしいことが行われていたこと。
それを知るだけでも、意味があるのではないかと思いました。

僕の説明はほんの片隅だけです。
興味をもたれた方は、ご自分で探してみたり、
この場所を実際に訪れてみてはいかがでしょうか。


キリングフィールドを出た後は、
近くの射撃場で、実銃が撃てるということで、行ってみました。
※不謹慎と思われる方もいるかもしれませんが、それはまた別の話です。

銃器にはAK-47から、M16、UZIなどもあり、ハンドガンや、手榴弾、
さらにはロケットランチャーまでありました。
僕と二人は、AK-47を選び、マガジン1個30発40$のところを、ハーフマガジン15発20$
で撃たせてもらいました。
実銃はさすがに反動が強く、固定されていたのですが、一発一発にガツンと反動を感じました。
やっぱり銃器は男心にくるものがありますね!!
他の銃器を触ったり、撮影もできて興奮しました!(笑)



そこから帰りの道を行きつつ、スラム街に行きたいというはぼの願いから、
トゥクトゥクのおじさんにまかせ連れて行ってもらいました。
走っていると、徐々にホコリっぽくなり、
臭いもきつくなってきました。
ですが、思ったよりはゴミゴミしていない印象の場所に来ました。

トゥクトゥクのおじさんが連れてきたのは、スラムの孤児院でした。

孤児院に行く際、ボランティアとして米を買っていく必要があるらしく、
それが50kg(45$)です。

正気、予想外の展開だった自分たちでしたが、
目の前で見た子供たちや、そのお米も一日で費やしてしまう。
という話を聞き、断り切れずシェアして買うことにしました。

お米を孤児院に持っていくと、楽しそうにサッカーをする子どもたちや、
勉強するための小さなクラスルーム、
ドミトリーのような子供部屋だったりを見せてもらいました。

子供たちは、砂利道の上をみんな裸足で走り回っていたり、
ほぼ裸の状態ではしゃぎまわっていていました。
みんな笑顔で、むしろ街中にいる子供たちよりも楽しそうでした。
僕たちも子供たちと一緒に遊び、少しの時間を過ごしました。

旅人として、「出費が痛いな…」とかなり思った部分はあります。
が、実際にあの子たちと触れ合っていると、そんなことはいいかなと、
不思議と思えてきます。
これ以上は何も助けられませんが、あの子たちが今後、
少しでも幸せになれればいいなと思いました。



孤児院から宿に帰る途中、スラムのさらに汚い部分を見ました。

道端のそこら中にゴミが捨てられ、時にはそのゴミをそのまま焼き、
そのスモークがあたり一面を覆っていたり、
沼だと思われる場所にもゴミが溜まり、水が汚れ有毒なガスを発生させていたり、
川なんかは真黒に染まりまるで石油が流れているようで、腐臭もものすごかったです。

正直「よくこんな所に住めるな」「どうしてゴミをちゃんと片づけないんだろう」と思いました。
彼らは大人だからです。
厳しい言い方かもしれませんが、自分たちの住む場所を少しでも良くしていくこと。
それは少しづつだったとしても難しいことではないと思います。
子供たちを見た後だと、せめて大人たちが、後の子供たちのために、
何か少しでも変えていってほしいなと思いました。





宿に着き、トゥクトゥクのおじさんに、今日一日周ってもらったことに感謝を告げました。
するとおじさんが、
「一緒にご飯を食べに行こう、タダで乗せていくから」
というので、ちょっと怪しいなと思いましたが、せっかくなので行くことにしました。
飲み屋はキャピタルからすぐ近くでした。
メニューがほぼわからないので、おじさんに「チープ、チープ」と伝え、
お任せしました。

最初に、ゆずコショウのたれにつける肉が出ましたが、とてもおいしかったです。
次に生野菜+青バナナが出ましたが、この青バナナがとても苦く、正直食べれなかったです。
その後のチャーハンだったりもめちゃくちゃうまかったです。
最後に、小鳥の丸焼が出てきたのは衝撃でしたが、割とおいしくいただけました。
久しぶりの豪華な食事でした。
おじさんはまだビールやらご飯を頼むつもりだったらしいですが、金額が行きそうだったので、
ストップをかけ、お開きです。
金額は16$程度。

今日一日のお礼にと、みんなでシェアして奢ることにしました。
ここで驚きましたが、おじさんは初めから自分が払うつもりはなかったみたいです^^;
これがカンボジアスタイルなのかもしれないのですが、
さも当然のように払わない、お礼を言わないおじさんを見ていると、
なんだか腑に落ちなかったな…。



それからみんなでご飯をさらに食べなおし!(笑)
おいしい焼きそば-fried yellow noodle with pork-(1$1000R)です!
部屋に戻って、またウィスキートランプ大会をしました。

↓今日はとても濃い一日だった。長くなってごめんね!
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25歳で会社を辞め、決意した世界一周。
旅に出て見れば、想像以上に寂しがり屋だった僕が、どんな旅をして、何を思っているのか、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
不定期ですが、どうぞよろしくお願いします。

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