寂しがり屋の一人旅

7月2日　ムンバイ、インド
≫ムンバイにて問題発生！

今は17:00、バスの中から記述中です。
バスというのは、ムンバイからウダイプルに向かうバスなのですが、
これに乗るまでちょっとしたお話があるので、お伝えします！

■ムンバイにて問題発生！
まず朝起きたのは、またバスの中。
この時はホスペットからムンバイ行きです。
ムンバイに向かう途中の、プネーという場所で、
すぐるさんが降りるために起きました。

目覚めてすぐお別れというのは、なんとも寂しいです。
僕らの様な旅人のお別れは、

「また今度遊ぼう！」

ではすまないですからね。

とにかくすぐるさんは行ってしまいました。
きっとこういうのは置いて行かれた方がつらい。
つらいので寝ます。
ムンバイまでまだ3時間くらいかかりますからね！

すぐるさんお元気でZZzzz...

そしてムンバイ。
僕は次のバスが、ムンバイの「Navi Munbai、L.P.Busstand」という場所だったので、
そこらへんに降ろしてもらえるように伝えておきました。
実際、これが後からすごいよかったと思ったんですが、
ムンバイはとても大きく、「Navi Munbai、L.P.Busstand」はその端にあります。
もし同じムンバイだと最後まで乗っていれば、結構な移動費と、時間がかかったでしょう。
次のバスに間に合ったかも怪しいです。

降ろしてもらった場所から、道を尋ね尋ね少し歩くとL.P.Busstandがありました。
あるんですが、L.P.Busstandはただのバス停です。

バス停ですが、目印はなく、道の端に人が集まっていて、
次々にローカルバスが止まって去っていくだけの場所です。

うわぁ・・・不安。すごく不安。
今までのパターンだと、
ツアー会社に行って→チケット確認→ここで待ってて→来たよ。→乗る
→イエーイ！楽勝だぜ！！
が定番でしたが、今回は確証がない。
保障してくれる人がいないわけです。
いくつか通るバスのうち、どのバスかもわからんわけです。

そんな一抹の不安を抱えつつ、現在9:57分、バスが来る12:15にはまだ早いな。
と、大きい鞄をワイヤーで縛って、そのあたりをブラブラ。
チャイとビスケットをたしなんだり、
ヴェジチィーズグリルサンドゥウィッチィをたしなんだり、
やたらそこらにいるハエに体中をたしなまれながら歩き方を読んだり、
落書きをしたりしていたわけです。



12:15、そろそろかなとL.P.Busstandに立っていました。



12:30、出発予定時刻だし、来るだろうなと立っていました。



12:36、来ないわコレ、不安だわ・・・。

というわけで近くのツアーオフィスに相談に行きました。
ツアー会社のまず第一声、
「これいくらで買ったの？」
僕「1200,1300くらいでした」
「うちだったら450で買えるよ」
僕「れありぃ！？」
俗に言うボラレタってやつですね。
旅行者にはよくありますよね、うん、よくある。

目的地ウダイプルからさらにバスチケットをすでに買ってあって、
遅れるとそれにも乗れないから困る、ということを伝えると
そこから旅行会社に電話をしてくれました。

僕はその周りで不安げな、そして苛立ちの表情で立ち尽くしていました。
そして、
あーいろいろしてくれてる・・・
「これウチで代わりのチケットとってあげるよ」とか、
「いろいろしてやったから手間代これだけね」とかなるんだろうな、
なってもしょうがないよな、いくらだろうな。
とか考えていました。

電話をガチャっと。
「なんかもうそれは行っちゃったらしいよ。
次のバスあと30分から40分で来るからそれ乗って、同じ会社だけど。
あとこの会社あんまり評判よくないからね」
おーなんと、評判よくないとかはおいておいて、そこまでしてくれるん！

ありがてーありがてー。

そこからまた待ちました。
次のがしたらやべー・・・とか不安げな、
行っちゃったってそういうことだよ・・・とか苛立ちの表情をしつつ。
やたらしつこい「バクシーシ」の声を見て見ぬふりをしつつ。
周りですごい量のハエ達が飯屋の残りをたしなむのを見つつ。

「バス来るよ！あそこに来るから、この人について行って」
えぇーそこまでしてくれるん！！！
なんていい人たちだろう(泣)

しかも最後までお金も何も一切請求なし・・・。
バスまで送ってくれた人は、
バスの人に「お前んとこどうなってんだ！おかしいだろ！」
みたいなこと行ってくれてました(多分)

そして今、そのバスに乗っています。
きっと今日は、夜ご飯のバスストップに寄ってご飯を食べて、
あとはウダイプルまで寝るだけです。


次のウダイプルでは何がおこるかな。


ハプニングが起こったけど、いい人達に出会っちゃったな。
なんだか思い出してほっこりしています。


僕を救ってくれたヒーロー。

一人旅もやっぱり悪くないもんです。



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↓↓↓以下バス内から見たムンバイ周辺↓↓↓
バスを流れていくムンバイの景色は、栄えているところと、
貧しいであろうところの差が激しく見えました。

デパート、結構ちゃんとしてそう。行ってみたいな・・・。

栄えてるところはやっぱり栄えてる。

なんだか不思議な光景。

すごく貧しいんだろうなって言う場所。遠目に見てめちゃくちゃ汚い。
結構こういう所の方が多かったです。


この橋はすごく長くてかっこよかった。偶然電車が通っておおってなった。


このイラストが気になって撮ったんだけど、牛乳のみたいよね・・・。
すごいGOLDEN　EGGS思い出すのは僕だけかな？

以上！最後まで見てくれてありがとうございました！

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