寂しがり屋の一人旅

8月12日　ダハブ,エジプト



■ダハブでの沈没記録。
明後日にはダハブを発つという事で、
ダハブでどんな感じで過ごしていたか、
どんな感じでダラダラできるのか、
お教えしましょう！！

まず、僕の泊っていた宿は「セブンヘブン」です。
1泊20LE。ジュース・紅茶・コーヒーが勝手に飲めるので、
基本的に節約できます。
お湯も作って使えるので、
インスタント系は作れます。

キッチンは使わせてもらえますが、ちょっと離れたところなので結構不便です。
あまりおススメしません。

ちなみにインスタント系は、カップ麺が9LE(?)インスタントヌードルが2LE,3LE程度と、
結構に安い。僕は初めのうちはこれを買って食べてました。

商店は近くにいくつもありますが、
ヌードルや、食料品等ちゃんとしたものを買う場合、
歩いて10分くらいのGHAZALA MARKETというところに行きます。
結構大きくて、安くいろいろ売ってます。

僕はここでヌードルをちょくちょく買い、
パン(4つ入り1.5LE)とジャム(7LE)やチョコ・ピーナツバター(10LE)を
買って食べてました。

お菓子も多くて、よく食べていたのは1LEのティムタムっぽいお菓子。
コーラは缶で3LEです。
アイスが、安いので2.5LEで買えます。
MEGAというおいしいアイスが6LEでした。


【一日の行動】
、
何もない日は基本的に朝はゆっくりです。


■朝

とりあえず目覚め、腹が減ったらパンを食べます。

その後あまりに暇であれば、
近くの海沿いの飲食店に向かいます。
昼ごはんや、ちょっとしたスウィーツを頼み、
wifiをつなぎながらボーっと過ごします。

■昼

おすすめはfriendsというお店。
wifiがめちゃめちゃ早いです。
スウィーツは「マンゴーマンゴー」が人気。
「マンゴーバニラ」の方がうまいって言ってる人もいました。
10LEです。

一度お昼を食べに行ったら、魚のセットが30LEでした。
ちょっと他より高いです。

シュノーケリングをしたりしてる人もいました。




■夕暮れ～夜

その後はGHAZALAへぼーっと買い物をしに行ったり、
日が暮れたら夕飯を食いに出かけます。

夕方頃にはGHAZALAのすぐ目の前にジム(2h20LE)があるので行ってみたりしました。


大体の飯屋は、Araginか、Aribaba、
僕たちがよく行っていたのは、
「キングチキン」というチキンのお店と、
「PIZZA(名称不明：ダハブの北側、ポパイのすぐ近くです)」
でした。
★キングチキン
・1/4　20LE　
・1/2　30LE
・コフタ　35LE
・ハト　30LE
チキンの丸焼が見れるお店。
チキン以外のもいろいろ付いてきて、クウォーターでもそれなりに腹は満たされる。
ハーフは、モモと胸のセットなのでクウォーターの方がいい気はする。

★PIZZA
・各種ピザ 18～40LE程度
ピザがおいしいです。
裏に座ることになると思いますが、雰囲気がとてもよく、
大抵猫や犬がたくさんいます。


また、軽食等であれば、
★「ポパイ」というサンドウィッチ屋
・コフタサンドウィッチ　big　8LE
・ソーセージサンドウィッチ big 7LE
もとてもおいしくて安くていいです。

飯を食べ終わると、
僕たちは部屋に集まり、
トランプのナポレオンというゲームをして遊んでいました。
嘘をつきあうゲームですごく楽しいです。
ちなみにダハブにはダハブゲームというものもあるみたいです。
僕たちは一度もやってません。


以上、僕の暇一日は大体こんな感じです。

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セブンヘブンでは、みんなでＢＢＱに行ったりしました。
楽しかったです！

7月29日　エジプト,ダハブ


■ダハブ

本日、カイロからダハブに到着。
11時45分発のバスに乗って、9時前には到着した。

カイロからダハブへの移動中、何度も軍隊のチェックを受けることになった。
ここ最近、シナイ半島ではテロの噂などもあるのでそのせいだと思う。
困ったもんだ・・・。


ダハブにつき、予想通りタクシーの客引きが来る。
歩いても行けるので、歩いて行くといったんだが、
結構しつこくて20LEから最終的には5LEまで下げてきたので、
乗せてもらうことにした。

ダハブ！
海がある！！
街も小さくて、海沿いにずっと並んでいるだけのシンプルな場所。いいところだ。

タクシーには南側の入口に降され、そこから北へ、
まずはDEEP BLUEへ向かった。
ダイビングをする予定だったので、
DEEP BLUEか、SEVEN HEVENのどちらかに泊る予定です。

DEEP BLUEの入口はかなりわかりづらく、少し道を中に入ったところにあるので、
もし行く予定の人は、GHAZARA MARKET(ガザラマーケット)を目印にするといいでしょう。
このマーケットはこの周辺で一番大きいので、現地の人に聞いてもわかると思います。
DEEP BLUEはわからない人が多かったです。

GHAZARA MARKETの横の路地を通ると、すぐにディープブルーです。
ディープブルーの場所は、賑やかな所から少し離れていて、
静かに過ごせます。
宿代金はドミトリーで15LEです。
雰囲気は悪くなかったのですが、セブンヘブンも見てみたかったので移動しました。

セブンヘブンは、さらに北に歩き、橋を渡った後すぐに左側に看板があります。
見過ごしやすいので注意。
入っていくと、こちらは賑やかでした。
こちらの料金は20LEです。
セブンヘブンは、清掃の人(と思われる)が原因の盗難の話もあるので注意した方がいいです。

結局こちらの雰囲気が気に入ったので、ここに決定しました。

すぐにでもダイビングを始めたいところですが、
足の負傷が激しいため、これが治った後に始めることにします。

んー・・・暇そうだ！！(笑)

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7月28日　エジプト,カイロ



■ギザの3大ピラミッド！！

ついに！あの有名なピラミッドを見に行きます。
今日は考古学博物館に一緒に行ったぎんさんも一緒。

それと、今日の夜にはバスでダハブに発ちたいので、
先にバスターミナルにチケットを買いに行きます。

バスターミナルは宿から西に歩いて10分程のところにあります。
チケット販売は入ってすぐの左右両側にあって、向かう場所に寄って窓口が変わります。
人もいなくて簡単に買えました。

ダハブまでで90LE。
ちなみにぎんさんはルクソールまでで110LEとのことでした。


次に、ピラミッドのあるギザまで行くため、南にあるタフリール広場へ歩いて移動。

僕たちはここで水がないことを思い出し購入しましたが、
バス停周辺では2L5LEと足元を見てくるので、宿周辺で買ってから来ることをおススメします。
ちなみに、ピラミッド地域内ではほとんど水は売っておらず、
あっても小ボトル、ぬるいものが5LEとさらにひどい価格で売ってくるので、
ピラミッド地域内を歩いて移動する予定の方は、2L2本は買っておいた方がいいと思います。

バス停からは定番のバスでは355、357番のバスでピラミッドに移動します。
ですが、乗り場が結構わかりづらいので、周りの人に確認しながら行きましょう。

僕たちは、聞きながら聞きながら行きましたが、ちょっと間違ったバスに乗って、
ピラミッドより若干遠くで降ろされるバスに乗りました。
355、357が恐らく一番近くまで行ってくれますので、
少し時間がかかっても待つべきだと思います

到着したら入口まで歩きます。
ぐるっと壁沿いに周って歩き、坂を登ったらチケット売り場が見えてきました。

チケットは、
ピラミッドエリア　大人70LE(？)　学生40LE
カフラー王のピラミッド内入場料　大人40LE(？)　学生20LE
ここでも学生証が大活躍！！
ちゃちゃっと買って入場しました。

入場後すぐ、頭に巻く布の奴をサービスとのことで配られました。
おー気の利くサービス、と思っていると、今度はそれを空けて頭に巻いて写真を撮れ。
と言い出します。
そうですね、そうやってお金取るやつです。
もうすぐにいらないって返すことになりました。
なんだこれ・・・。


それはさておき、入ってすぐ見えるのが一番大きなピラミッド、クフ王のピラミッドです！
すごいです！！
感動的ですね！！！
めちゃめちゃでかいです！！！
近づけば近づくほどすごいです！！！
ブロックも一つ一つがとてもでかくて、しかも直線がとても正確にできているようで
すごくかっこいいです。

このクフ王の墓はもっともメジャーで中にも入れますが、ここのはちょっと高いので、
僕たちは安いカフラー王のピラミッドに入ることにしました。

次にぐるっとクフ王の墓を周ると見えるのがカフラー王のピラミッドです。
カフラー王のピラミッドの面白い所は、てっぺん付近に化粧石が残っていることです。
少し白くなっている奴です。
これは、本来他のピラミッドにもあったらしいのですが、誰かしらに盗まれたとのことです。
なんでこんなもの盗んだんでしょうかね・・・。

このてっぺんの化粧石を見る限り、本来のピラミッドというのは段々ではなく、
つるつるにできてたんだなとわかります。
そんなピラミッドも見てみたかったですね。


ピラミッドを歩いていると、ラクダ乗りが寄ってきて、乗る？10LEだよ！
とか言ってきますが、ギザ周辺でのこういった手合いは本当によくない話ばかり聞くので、
まず乗らないようにしましょう。


カフラー王のピラミッド内部への入口に着きました。
中にはカメラは持ちこめないらしく、ここで預けます。
少し心配でしたがしょうがないです。

階段を下りて入口には入ると、そこからはさらにめちゃくちゃ狭い階段通路。
中はとても涼しいです。
2000年もの昔に作ったのであれば本当にすごいな、というような直線で作られた通路が続きます。

さらに奥へ進むと、今度は湿度がましてむっとしてきます。
臭いも少し強くなり、若干気持ち悪いような雰囲気です。
すぐに開けた部屋に出ました。

そしてそこには、石でできた棺桶がありました。
ここに、カフラー王がいたのでしょうか。
今は何もなく、本当に不思議な雰囲気です。


来た道を戻り、外に出ました。
外に出ると、カメラを渡した政府の役人が写真をとってくれました。
が、その後チップ、チップ。
お前政府の人間だろ、どうなってんだ。





まぁまぁそんなクズはあとにして今度はパノラマという、3つのピラミッドが見える場所に向かいます。
もちろん歩いて行きますが・・・。
遠い！！！
みなさん、歩いて行く方は本当に水と帽子が必要です。
頭に水かけるぐらいの気持ちで行かないと、倒れる方も本当にいるでしょう。

炎天下の中、20分ほど歩くとやっと到着です。





ここには念願の水が売っていましたが、小ボトルがぬるいものを5LEと、完全に足元を見た値段でした。
ので買ってないです。
さらに驚いたことに、ここには休憩できる日陰さえほとんどありません。
僕たちは水も少ないので、写真を撮ったらすぐ移動することにしました。


ここからは3つのピラミッドが一度に見えました！
3つ見えればいいってもんでもないですが、1つでも不思議なピラミッドが３つも同時に
見えてしまうのですからさらに不思議なもんです！！


写真を二人で撮って、満足したら僕たちは帰ることにしました。
帰り道は行きよりとても気楽です。
最後に見れるのはスフィンクス！
あのスフィンクスです！！

歩いてみると、見えます！ただ、位置が低い！！
こんな掘り下げられたような場所にいるんですね。

ちなみにスフィンクスには本来あごひげがあるのですが、今はイギリスが持ちかえっていて、
展示されているそうです。
ピラミッドがとてもすごかったので感動は薄いですが、
スフィンクスも意味不明でいいと思います。
何なんでしょうねこれ(笑)


スフィンクスの正面にはエリアの第2の入口があります。
僕たちはここから出ました。
他の人の話ですが、ここから入ろうとして100LEもとられたと言っていたので、
恐らくこっちから入ろうとはしない方がいいと思います。




ここから出ると、スフィンクスが見ていると言われる有名なケンタッキーが見えます。
ラマダンでもちゃんとやっているみたいです！
しかも2階はピザハット！！


僕たちはのどが渇いたので、すぐに飲み物を買いに行きました。
７UPの缶が5LEとぼろうとしてきたので、断ろうとすると、
強引に缶を持たせて押しつけてきたり、僕の時計とジュースを交換しようと、
しょうもないことを言ってきたりと、どうしてこうもギザ周辺の人はむかつくのでしょうか。

それでもなんとか3LEで買ったジュースはめちゃめちゃうまかったです！！


そこから少し歩くと、アリババという香水・お土産屋があります。
前を通って呼び止められたのですが、ここのおじさんは、奥さんが日本人で、日本語ぺらぺら。
さらに、ギザでだまされた日本人の相談を受けたりしているとてもいい方だそうです。
このお店情報誌にも載ってます。

この時も、この前にバスがくるからここで休んで行きなよ、
と言われて、お茶を出してくれました。
そして、お店の香水や、デモの話なんかをしてくれました。

結局バスがなかなか来なかったので、
僕たちを車で近くの地下鉄駅までつれていってくれました。
本当にいいおじさんだ。
ちなみに息子さんは日本で早稲田に通っているそうです。



帰りに、ケバブっぽいサンドウィッチを食べに行きました。
ここのサンドウィッチ、めちゃめちゃうまいです！！

今日は暑かったけど、楽しかったなー。

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7月26日　エジプト,カイロ

■考古学博物館へ

今日は、宿で知り合ったぎんさんと近くにある考古学博物館へ。

今日は金曜日。
実は本日、大きなデモが行われるらしいです。
なので二人ともビビって、本当はピラミッドに行く予定でしたが、
変更！
近くの考古学博物館に行くことにしました。

デモは大抵午後から本格化するので、
午前中であればまず大丈夫です。

とはいえ、デモが行われるのは近くにある広場。
考古学博物館の目の前です。
とりあえず午前9時ごろ、向かってみました。
するとすでに、エジプトの国旗を持った人たちがちらちら。

外国人の僕たちに気づいて、
「うおーい！」
と声をかけてくる人たちもいます。
ただの好意の人もいますが、そうでない人はとても厄介です。

とにかくその人たちにできるだけ関わらないように、
避けながら考古学博物館に向かいます。

博物館の前は、デモ対策で車両止めが置かれ、
軍隊の戦車なんかがいました。

また、軍の施設と思われる建物は、
焼かれた跡があり周りはすごいことになっていました。
おっそろしいですな。


そんな場所を抜け博物館へ。
まずはチケットを買います。
大人70LEですが、チェンマイで作った学生証を見せたら、35LEになります＾＾
作っておいてよかったー！！

そのまま入口へ。
カメラを持っていこうとしたら、荷物チェックで預けるように言われました・・・。
残念。

中に入ってまっすぐ進むと、周りには遺跡から持ってきたと思われる、
石像や、石版、何なのかわからないものがたくさんあります。
その中でもすごいのは、四角錐の石。黒く輝いていて、いつの時代に造られたのかわかりませんが、
ものすごく正確な直線で作られています。
この不思議さはとても感動的。

この博物館は、時計回りに周るのが、時代順に周れるらしく、その通りに歩きました。
基本的には石像が多く、スフィンクスのようなごついおじさん顔のライオンや、
アブシンベルにあるようなどでかい石像、
アヌビスやセト神といった神々の像があったりしてロマンにあふれています。
ただし、それらがごっちゃに置かれているような感じで、
詳しくここについて調べていないとほとんどわかりませんが・・・。

2階に上がると、墓にあったものが並びます。
メインはツタンカーメンですが、それ以外にもこの時代の墓に何が入っていたのか、
どうやって祀る風習があったのか、そういったものを知ることができます。

墓には、主に装飾品が祀られ、えらい人ほど豪華になっていくようです。
死者は、基本的に内臓を取り出し、4つの壺に分けて入れ、
ミイラとして丁寧に葬られ、蘇りの願いを込められていたようです。

中でもやはりツタンカーメンはとても豪華に葬られていて、
彼の遺体はマトリョーシカのように4つの金の箱で囲われ、
さらに周りには金でできた装飾が多数置かれていました。

墓に祀る装飾には大体似たような模様が施され、
特にコブラや、ハゲワシが力の象徴とされていたようです。
ツタンカーメンの仮面にもハゲワシとコブラがかたどられていました。

また、他によく見られる装飾は、スカラベというふんころがしが多く、
何故かスカラベに羽根の生えたデザインが多く使われていました。

装飾の素材には、金、ラピスラズリ(青)、ターコイズ(水色)、カーネリアン(赤)
等が使われていて、綺麗な模様に配置されています。

写真をとれないのが本当に残念でしたが、
本当に興味深いものが多く、面白かったです。
この時代のエジプトの独特な思考や、デザインは、
またしっかりと勉強してみたいなと思いました。



その後、外に出てみると、やっぱりさっきよりも人が集まっている様子。
そそくさとその場を離れました。

お腹がすいていたので、レストランを探しましたが、
デモとラマダンで見事にほとんどやっていません。
なんとかこんな時にもやっている「マクドナルド」というお店を発見！！

中に入ってみると、めっちゃ涼しい！
ちょっと贅沢ですが、ついついエジプト限定のマックアラビアータコフタ24.5LEを
頼んでしまいました。

マックでもテレビでデモの様子がやっていましたが、広場にものすごい数の人が集まり、
信じられないことになっていました。
いやー恐ろしいですね・・・また今日も死人が出るんでしょうね。

マックアラビアータコフタはそれと関係なくおいしかったです。

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0725 エジプト,カイロ　サハラ砂漠



■カイロから行く白砂漠、黒砂漠ツアー

宿の方に誘われて砂漠ツアーに参加してみた！
以前ジャイサルメールで出会った東周りの世界一周旅行者さんも、
是非参加すべきだと言っていたので！

参加費用は310EL(約4500円)＋砂漠入場料45EL(646円)
ちょっと高いです。

そんで昨日の朝、8時に宿下に集合し、行ってきました砂漠ツアー！
そして僕はちょっと遅刻しました(汗)
ごめんなさい。

まずは宿から、車でバスターミナルまで送迎してもらいます。
小さい車に大人6人と子供1人。みっちみちです；；

バススタンドは歩いても10分程度のところにある、トルゴマン長距離バススタンドという場所。
そこから5、6時間ローカル風のボロバスに揺られていきます。
途中、すごい渋滞にあいました。
なんだろうなー・・・とぼーっとしていると。
なんか喧嘩が始まってました。

最近のデモ関係でしょうか、バスのすぐ外で大勢の大人が殴りあっています。
こわいこわい。
この喧嘩がおさまったら進み始めたので、本当にコレが原因だったのかもしれないです＾＾；


到着した場所は小さな町。
砂漠を延々と走ってきて、この町の入口にはOASISと書いてありました。
きっとこの場所はオアシスなんでしょう！
ちょっと理想のオアシスではないですが・・・。

ガイドさんに聞くと、この場所はバウウィーティというらしいです。
そこからは、ボロいジープに乗り換えて、さらに砂漠に突入します。

砂漠入り直前、小さな宿に寄りました。
そこで昼食と、水の購入2Lx2(10LE)、
ツアーはここで扱っているらしく、ツアー代金と砂漠入場料を払いました。
ここのお昼ご飯うまかったです。
パンにつけて食べるチーズとトマトが特にうまいです。
オリーブは臭くてまずかった！

そこから砂漠へ。
ジープにまた6人と子供1人が乗っているのですから、
当然しんどいです。ちなみに冷房もないです・・・。




そうしてしんどさに耐えつつ移動の末着いた場所は、「黒砂漠」

黒い！！
この砂漠、なにが黒いのか。
砂漠の砂丘の上に細かくちらつく石でした。
この石、正確には鉄のようで、石同士をぶつけると「キーン」と音がします。
なにやら、この下にはマグマが走っているそうで、どういう原理か鉄が表面に出てくるみたいです。
近くで見ると結構地味ですね＾＾；

そこからさらに移動。しんどいですよもちろん！




次に降りた場所は、「クリスタルマウンテン」
その名の通り、水晶の山です！
この山周辺は、本当に水晶ばかりで、足元を探すと水晶がごろごろ転がっています。
ガイドさん曰く、頑張れば100$の水晶が見つかったりもするそう。

頑張って探したんですが・・・無理でした＾＾；
見つけられたのは小さいかわいい水晶のみ。




またさらに移動、
最後に着くのは「白砂漠」です！

徐々に風景が白くなっていきます。
と同時に、渋滞で時間がかかったため日が暮れてきました。
白砂漠は白いだけでなく、風景も独特で、岩岩が変わった形をしています。

その中でも面白い岩、「マッシュルーム」に途中寄りました。
面白いですねこれ、まるでカッパドキアみたいです。
後で話を聞きましたが、この一帯、昔は海だったそうです。
そしてこの白いのはサンゴとのこと。
不思議です。周りを見るとこの位置が低いようにも見えません。
もしかしたら土地が隆起したのでしょうか。




その後少し走って、今夜のキャンプ地です。
少しくつろいでいると、
なんと！

キツネがやってきました。
エジプシャンフォックスだそうで、小さくてかわいいです。

最初は1、2匹で驚いていたんですが、
次第に数が増え、最終的には10匹程に増えていました＾＾；

ガイドは「珍しい！こんなことはめったにないよ！」と言っていましたが、
恐らくそんなことはなくて、ツアー者のご飯を求めて毎回やってくるんだと思います。
だって、いっぱいいるし慣れてるんですから(笑)

そうこうしているうちに、ご飯ができました。
ここのご飯は結構豪華で、特にたき火で焼いていたチキン！！
スパイスが効いていてめちゃめちゃうまかったです。
食後に飲んだ紅茶も、ミルクティーではないですが、チャイに近くておいしい。


御飯のあとは、ベッドを用意し、星の下でゆっくりします。
最初は綺麗な星空が見えたのですが・・・
徐々に月が登り、残念ながら星はきえてしまいました。
ですが、夜になって驚きました。
月の明かりがめちゃめちゃ明るいんです。

なかなかこんな風景も味わえないでしょう。
月が明るすぎて、真夜中にライトも無しにそこらを歩きまわれます。
遠くまではっきり見えます。
月って、明るいんですね。


結局月は沈まずに、満点の星空とまでは行きませんでした。
残念ですが、星はモロッコまでお預けです。





夜中・・・
首を引っ張る何かしらの感触・・・
何だろう、僕の携帯を入れているポーチを引っ張ってる。

泥棒！？！？

がばっと起きてみると、
キツネ！！犯人はキツネでした！
びっっっくりしたー(笑)

首の小さな結び目を狙ってくるとかどんなんだよ！！

驚いていると、今度は少し離れたところから、
「こんのやろぅ！！！」
という声。

どんしたんですか(笑)？
と聞いてみると、クロックスとられそうになったらしいです(爆)
キツネ何考えているんだろう・・・。

危ないのでサンダルなんかはちゃんと隠して、その後寝ました＾＾；


翌朝、砂漠での目覚めは常に風と砂にさらされていて、
風邪をひいたような不思議な感じです。

朝日を見ました。
砂丘ではないので壮大な、というものではないですが、
澄んだ空気の中で、とても綺麗な朝日です。

↑他のツアー客、韓国人カップルに会いました＾＾


帰りです。
途中、熱い温泉に行きました。
暑すぎてここは入れません。

その後さらに走り、今度は冷たい温泉へ。
温泉という感じではないですが、昨日お風呂に入ってないので、
みんなで入浴。
鉄の匂いがすごい。
冷たくても久しぶりに水につかれて気持ちいいです。

そこから、またバウウィーティに戻り、
バスで帰りました。


バスでの帰り、何故かおかしな場所で降ろされました・・・。
何故か行きのバススタンドまで行きません。
さらにここから宿までは16Ｋｍ程あるそうです。

遠ッ！！！！！

結局僕たちが5LEずつ払う事になり、タクシーで宿まで帰りました。
なぜ移動費をさらに僕たちが・・・もっと突っ込めば良かった。

んーなんとも、ベニス細川という宿で、オマンというエジプト人にガイドを頼んだのですが、
この人が結構いい加減で、終わりもこんな感じ。
砂漠はよかったんですが、ちょっと残念ですね(_ _;)

★結論
このツアー、おすすめするかどうかですが。
5000円程度出してわざわざ行くものでもない気がします。
僕は満点の星空が見れなかったから余計かな。
もしそれでも行く人は、砂丘は期待しずにできれば新月なんかを狙っていくといいです。
キツネが近くで見れたりは楽しいですよ＾＾


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